皆様こんにちは。さざなみです。
昨日は華金(もうこの言い方しないんですかね…?)だったので、友人と仕事終わりに飲みに行きました。
気のおけない友人との時間はやはり楽しいですね、終始笑いすぎて笑いジワが数本増えたかもしれません。
今年に入ってから高校・大学時代の友人と数年ぶりに会うイベントがいくつか発生していて、それに伴いお酒もよく飲んでいます。
わりとちゃんぽんで飲んでしまう方なんですが、最近他に比べてワインで悪酔いしやすいことに気付きました。
冷静に過去を振り返ってみると、やらかしたときにはいつもワインがそばにいました。
何故私はワインと仲良くできないのか、原因を調べてみたので備忘の意味も含めて書いていこうと思います。
そもそもお酒とは4種類に分類されている
まず日本でのお酒の定義は、「酒税法」で定められています。
昭和二十八年に制定された法律なので、西暦だと1953年、今から約70年前には既に決まっていたということですね。
酒税法からお酒の定義と種類を以下引用します。
(酒類の定義及び種類)
第二条 この法律において「酒類」とは、アルコール分一度以上の飲料(薄めてアルコール分一度以上の飲料とすることができるもの(アルコール分が九十度以上のアルコールのうち、第七条第一項の規定による酒類の製造免許を受けた者が酒類の原料として当該製造免許を受けた製造場において製造するもの以外のものを除く。)又は溶解してアルコール分一度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含む。)をいう。
2 酒類は、発泡性酒類、醸造酒類、蒸留酒類及び混成酒類の四種類に分類する。
昭和二十八年法律第六号 酒税法
簡単に言うと、アルコール度数が1%以上の飲み物を「酒類」と呼び、酒類は「発泡性酒」「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の4種類に分けられるそうです。
じゃあその4種類って何が違うの?というのは後ほどご説明します。
お酒の製造方法は3種類ある
前述のとおり酒類は4種類に分けられますが、製造方法としては「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3種類に分けられるそうです。ちょっとややこしいですね。
まず「醸造酒」ですが、こちらは糖を含む原料を酵母によって発酵させることで造られます。
製造方法の中でも最も古くからある方法です。
代表的なものとしては日本酒、ワイン、ビールなどです。
発酵方法もお酒によって単発酵、複発酵など分別されるそうですがこのあたりは割愛させてください…。
私と仲の悪いワインはこれに分類されます。
次に「蒸留酒」は、先ほどの醸造酒を蒸留(液体を一度加熱して気体に変え、再度冷やして液体に戻す)することで造られます。
蒸留によって不純物を取り除いたアルコールを抽出できるため、醸造酒よりもアルコール度数が強いお酒を造ることができるそうです。
代表的なものは焼酎、ウイスキー、ブランデーなどがあります。
最後に「混成酒」は、醸造酒や蒸留酒に香料、糖、果実などを加えて造られます。
代表的なものは梅酒、リキュールなどです。
ちなみに和食にかかせないみりんも混成酒に分類されるそうですよ。
ワインの前に醸造酒の酔いやすさ
先ほどお酒の製造方法を説明しましたが、作り方の違いによって醸造酒が酔いやすいと言われる特徴があります。
それは、複数種類アルコールが含まれている、ということです。
偏にアルコールといっても、実は複数の種類が存在しているのです。(知らなかった…)
蒸留酒は製造の過程で含まれるアルコールが1種類になりますが、醸造酒には数十種類含まれているため、人間の体がアルコールを分解するのにより時間がかかってしまい、酔いやすかったり二日酔いに繋がりやすかったりするそうです。
私がワインで酔いやすい理由
前置きが長くなってしまいましたが、なんでワインって酔いやすいの?という理由を調べてみた結果、これかなと思う要素が2つありました。
- そもそも度数が高い
- 冷静にワインって飲みやすさのわりに度数が高いんですよね。私は飲みの場でウーロンハイやハイボールをよく頼むのですが、こちらの度数が5~9%ほどに対し、ワインは12%程度。同じテンションで飲んでいたら単純に酔いますよね。
- 体内への吸収が早い
- 一般的な冷たいお酒が多いのに対し、赤ワインに関しては常温でよく飲みますよね。体温に近い温度ほうが体への吸収率が高いため、他のお酒よりも早くアルコールを吸収してしまうみたいです。
ということで、私がワインと仲違いしている理由についてまとめてみました。
聞き覚えのある言葉もありつつ、正直この歳になっても何が何だか分からずお酒を飲んでいたので、この機会に整理できて良かったです。
今後もお酒とは良い距離感でやっていきたいものですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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